秋田県後期高齢者医療広域連合

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【事例26:不審電話(大館市)】

 平成27年12月16日午前11時すぎ、大館市在住の80代女性に、市役所保険課を名乗る若い男性からの電話があった。「昨年の医療費の還付金があり、一年前に〇〇色(色は忘失)の封筒でお知らせしていたが、通知が届いていない方がいるため電話した。本日振込みを行うので確認したい」というもので、「市役所へ銀行の口座登録があるか」「携帯電話を持っているか」と尋ねた。女性は以前にも不審電話を受けたことがあり、口座を教えずに携帯電話も持っていないと答えると「後で、銀行から電話が行く」と言われ電話が切れた。その後、女性は外出したため、電話の有無は不明とのこと。
 女性は不審に思い、18日午前11時30分頃、大館市役所保険課に電話し本件が発覚した。保険課では、この女性に対する還付金の支払い案件はなく、電話した職員もいなかったため、大館市記者クラブ宛特殊詐欺に係る注意喚起の記事掲載を依頼した。

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