【事例16:不審電話(大館市)】
平成27年1月16日午前9時30分頃、大館市在住の80代被保険者あてに、市役所保険課職員を名乗る男性
から、「3万円くらいの振込があり、以前書類を送付したが、こちらに届いていない。」との電話があった。
男性被保険者が「振込日はいつですか。」と尋ねたところ、「振込日は銀行から連絡がある。」との答えであった。
男性被保険者は、市役所からの支払で銀行から連絡が来るのはおかしいと思い、市役所に電話をし、本件が判
明した。
市役所保険課で確認したところ、男性被保険者に対する支払はなく、電話した職員もいなかった。
平成26年7月7日午前8時40分頃、大館市在住の男性被保険者宅に、市役所年金課職員イケダと名乗る男性
ら電話があった。
「3年くらい前の年金の還付金が37,000円ほどある。市役所から書類を送付してある。銀行でしか手続きができ
ないので、口座番号を教えてほしい。」との内容であった。男性被保険者が「市役所に行く。」と答えたところ、突然
電話を切られた。
不審に思った男性被保険者が、市役所市民課年金係に問い合わせたところ、年金還付は発生していなかった。